リカバリー!
10年ぶりにお見えになった患者さん
現在、保険証が失効してるために、治療のお金かかるから抜いてくれ!と、、
えッー‼︎ モッタイナイ (● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
右上5番、レントゲン撮影すると単なるC3(神経に達する破損)
患者さんが言うままに、破折した歯を抜歯すると2本連続の欠損となり、発音や咀嚼に不自由を感じるようになります
そこで、補綴物はそのままに隙間から麻酔下で抜髄し即時に根管充填まで。歯冠部分の欠損部はエッチングの酸処理をし、金属部分内にメタルプライマー(金属専用の処理剤)S.B(透過性)、レジン(不透過性)で被覆する術式を説明。
側方ガイドでヒットしなければ
持ちますよ!と、、
10年前に装着したメタルブリッジを外さなくて良かったですね
定型通りの根管治療術式に囚われずに、メタルを外すことなく『曲ファイル』用の専用機材を在庫しておくことで、サイドからのアプローチでも治療出来ますね ^_^v
様々な方法の為に術式の引き出しを持ち、患者さんに優しい治療を提案する事が大切だと思います。