この症例は本当にすごいですd(^_^o)

一昨年セットした総義歯の方の定期検査です


下顎の模型

歯槽骨の顎堤がほとんど吸収し無くなってしまい『今の義歯は噛めない』を主訴で来院されました。

義歯も得意とする理事長が、仮義歯パイロットデンチャーで試行錯誤した方です。


ビタベックス(造影剤含有の材料)によるマーキングをし、痛みの場所と下顎神経の距離をパノラマX線画像で入念に診断d(^_^o)
左側は高度顎堤吸収になっています。

咬合面の青色、赤色の描記を丁寧に観ると良く機能してるのが分かりますね!

鋭く噛んでいます


辺縁の丸み厚みを確保し、舌を味方に舌棚を設置
これが大変重要で、顎堤のない場合は肝になる3Dの解剖学的形態なのです。
理事長が尊敬する故村岡博先生は『舌好調義歯』とネーミングされてました(^。^)v

年数を重ねてもブレない良き義歯に患者さんも大変満足されていました。担当医冥利に尽きる瞬間です!
また、来年の定期検査お待ちしてますね
院長

 

 

 

新大久保歯科医院