力学(歯科治療編)
歯はむやみに、削らない、繋げない、引っ掛けない!(ケースbyケースですが大原則です)
画像は本日装着したインプラント画像です。手前の矢印の歯は、ご覧の通りに隣りの根と比べても短く、しっかりした土台とは言えません d( ̄  ̄)
インプラント部は歯が欠損していますので、通常ならば無傷の歯を利用する為に、たくさん削って固定性のブリッジにするか?
取り外しの入れ歯にするか?となります。
果たしてこの方法に長期安定は望めるのか?
この後はどうなるのか?
じゃあ、何もしないで放置するか?
噛む力が強い方は、直ぐに咬合崩壊、いわゆる残存歯のドミノ倒し現象のダメージに繋がってしまいます
この患者さんは、ゼネコン関係のお仕事をされてますので、力学的分布、配慮、フォースコントロールの重要性『力学』を理解されているので、迷わずにインプラント治療を選択されました。
インプラントは健全隣接歯の保護を担う最良な装置、支柱と私達は考えます(^-^)/
今後は手前の短根歯の引き締まり具合を定期的に確認していくことに。
しっかり噛める口腔機能を提案していきます