今朝は今年1番の寒さ
ダウンジャケットに手袋で出勤
元気満々の須田寛昌です!

本日は、24年前に装着したメタルプレート(金属床義歯)の患者さんが久しぶりに来院

24年間も長持ちする義歯には理由、秘訣があります
それは義歯の『設計』です。

噛み合わせ部分をメタルアップしているので【高径が低くなりにくい】【切れ味に変化が起きにくい】この事から臼歯部摩耗による【前歯突き上げが起きない】
メタルの歯は臼歯部の咀嚼サイクルパターンが、より横にブレないので残存歯や顎堤が守られる。
涙滴状には程遠いが、硬質?
レジン歯よりは、遥かにマシです!

この下顎の義歯は両側遊離端義歯ですが、前方部分にある咬合面レストや切縁レストによる沈下防止が肝ですね。

また、上は残存歯の分布状況が四輪車同様に四角型に近い型であり安定typeです。
無用に抜かず歯根を活躍させる【根面板】はよく活用します!
(鉤間線の多角化)(義歯安定の法則)

24年前の同患者さんの症例写真

(必ず写真に残しています)

内面の適合も良く一安心!


ただ噛み癖が左側になってる為に、イオンの関係で右側のメタルは酸化皮膜があります

患者さんは、もう80代半ばになられましたが、わざわざ多摩センターから受診下さいました。歯医者冥利に尽きます。

『医食同源』でもっと長生きして欲しいです!

こんな日は『常に利他の心!を忘れずに
更にヤルゼ!』と自分に喝が入ります!

 

新大久保歯科医院